問題集別「当て字的中率」

<的中率について>

算出されるデータの意味について解説します。

(例)
【漢検1級 ○○問題集】
平成○○年〇月〇日 発行

平成年度 第回  ~ 平成年度 第

(Ⅰ) 掲載されている問題数:250問

(Ⅱ) 本試験での総出題数:310問

(Ⅲ) 的中した数:91問

(Ⅳ) 的中率:100×(Ⅲ)÷(Ⅱ) = 29.4%

(Ⅴ) 学習効率:(Ⅰ)÷(Ⅲ)×実施回数 = 85.2問

  →この問題集を 85.2問 学習すると
   本試験で1問的中する(期待値)

<解説>

●「(Ⅰ) 掲載されている問題数」は、その問題集に載っている問題の数を意味
 します。ただし、当て字が重複している場合も別問題としてカウントします。

●「(Ⅱ) 本試験での総出題数」は、上で指定した範囲で実施された本試験問題の
 総出題数を意味します。

●「(Ⅲ) 的中した数」は、指定した範囲の本試験問題のうち、この問題集に掲載
 されている当て字が出題された回数
を意味します。
 ただし、重複している問題もそのままカウントします。(例えば、本試験で2回
 出題された当て字が問題集に載っていた場合は2回的中したと見なします)

●「(Ⅳ) 的中率」では、指定した範囲の本試験問題のうち、どれだけの割合で
 的中したか
を百分率(パーセント)で算出します。
 つまり、この問題集をマスターすることで、本試験で何点取ることができるか
 を確率的に求めます。

●「(Ⅴ) 学習効率」では、本試験で1問正解するためには問題集をどれだけ学習
 する必要があるか(期待値)
を算出します。

【学習効率の計算例】
この問題集には250問掲載されている。

この問題集をマスターしてから本試験を31回行った。

すると91問正解できた。

つまり、本試験1回につき平均して91÷31=約2.9問正解できる。

よって、本試験1回で1問正解するためには、
250問÷2.9問=約85.2問学習する必要がある。

 ただし、あくまで期待値として算出するため、「これだけ学習すれば本試験で  確実に1点稼げる」ことを保証するものではありません

<使用する際の注意>

●ほとんどの問題集では、過去に出題された当て字を再掲載していることが
 多いため、出版日より以前の過去問を範囲に指定することはお勧めしません。